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妊娠したかもQ&A

妊娠についてのよくある質問を
まとめています。

妊娠したかも?

妊娠したかも
しれない…

妊娠したかもしれない…
まずは調べてみましょう
  1. 市販の妊娠検査薬(1,000円程度)で検査しましょう。
    (最後の性交渉から3週間で、検査薬の反応が出ます。検査日の目安にしてください)
  2. 検査薬で陽性であれば、近所の産婦人科で「妊娠の確定」をしてもらいましょう。
  3. 妊娠22週以降は中絶ができません。産むか産まないかを決める前に、早めに受診して、正確な妊娠週数を診断してもらいましょう。
  4. 検査が陰性の場合でも、月経が来ない場合や不安が続くなら、受診して医師に相談しましょう。

性行為をしたが、
避妊に失敗したかも
しれない

避妊に失敗したかも
避妊に失敗または、避妊をせずに性行為をした場合には、緊急避妊薬を飲むことで、妊娠する可能性を低くすることができます

性行為後72時間以内であれば、緊急避妊薬を飲むことで、妊娠する可能性を低くすることができます。
正しく内服すれば、97〜99%の確率で妊娠を予防できます。

72時間以内に服用:ノルレボ(7,000円~)

できるだけ早く産婦人科を受診して薬を処方してもらいましょう。オンライン診療で、薬を処方してもらうことができる病院もあります。薬局での販売は、処方箋なしで購入できますが試験販売のみになります。

緊急避妊薬内服後、3日~3週間以内に消退出血があれば避妊に成功したことになります。3週間経っても出血が起こらなかったり、何の出血か分からず不安が続くときは、産婦人科で妊娠検査をしましょう。

  • 緊急避妊についてのくわしい情報は
    こちら

産婦人科で診察を
受けるには、
どうしたらいいの?

産婦人科で診察を受けたい
受診できる産婦人科を探しましょう
  1. 自分が受けたい場所(地域)の産婦人科を調べる。
  2. 受診したい医療機関が決まったら
  • 受診したい医療機関が決まったら、事前に電話をして、診察時間・費用・希望する検査(妊娠検査など)や処置、予約が必要かなどについて確認しておきましょう。
  • 妊娠検査や診察・人工妊娠中絶などの費用は、医療機関により異なり保険証が使えません。全額自己負担になります。

医療機関では、妊娠の可能性があるときはどのように調べるの?

妊娠の調べ方
尿検査と診察をして調べます
  1. 尿検査をします。
  2. 尿検査で妊娠反応が陽性であれば、診察で子宮(赤ちゃんが育つところ)の中に赤ちゃんの袋を確認します。赤ちゃんの袋や赤ちゃんの大きさ、心臓の動きを調べて妊娠の判断をします。
  • 費用は、6,000円~20,000円くらいです。
*尿検査だけでは妊娠判定や正常な妊娠かを判断することはできません。

人工妊娠中絶のことを教えてほしい

人工妊娠中絶について
人工妊娠中絶のできる時期は、法律で妊娠22週未満(21週6日まで)と決められています
  • 方法・費用

全国の母体保護法指定医のいる施設にて行っています。

妊娠12週まで:日帰り手術、費用は約10万円~です。
妊娠12週から21週6日:数日間の入院が必要、費用は約20万円~です。
(健康保険に加入している場合、妊娠12週以降から出産手当金が支給されます)

  • 人工妊娠中絶には、パートナーの同意書が必要ですが、性虐待やレイプなどで相手の同意が取れない場合には必要ありません。未成年の場合は、医療機関によっては親の同意書を求められることもあります。

妊娠中〜出産まで

赤ちゃんを産むと
決めたら…

赤ちゃんを産むと決めたら
あなたのお住まいの区市町村役場や保健センターで、
妊娠の届けを提出しましょう
  • 用紙は窓口にあります。妊娠の届けを提出すると、「母子健康手帳」「妊婦健康診査受診票」が発行されます。
  • 「妊婦健康診査受診票」によって、健診の自己負担額が軽減されます。また、出産して「出生届」を提出する際には「母子健康手帳」が必要です。大切に保管してください。

妊婦健診とは?

妊婦健診とは
妊婦健診は、お母さんと赤ちゃんの健康状態を知るために行われます

妊娠中は、身体にいろいろな変化が起こります。無事に出産をするために、定期的に健診を受けることが大切です。また、急な出血や腹痛の際には、すぐに医療機関に相談しましょう。
妊婦健診は、出産までに14回受けることができます。母子手帳についている、「妊婦健康診査受診票」を利用することで、受診料が一部補助されます。詳しくは、お住いの区市町村(母子保健担当)にお問い合わせください。

セックスの前に

避妊方法について

避妊方法について
安全日はありません。
妊娠しない日はないと認識し、正しい知識を持ちましょう

たった1回のセックスでも新しい生命が始まる可能性があります。避妊について正しい知識を持つことは、あなたの体や心を守り、そして将来を考えるうえでとても大切なことです。

知っておいてほしいこと
  • 「安全な日=妊娠しない日」は、ありません。
  • 女性の体の中では、月経と赤ちゃんのもとになる卵の排出(排卵)が起こります。年齢や体調、心の調子のバランスにより、月経のサイクルがバラバラになることがあるので、いつ排卵があるかわからないことがあります。生理中でも排卵が起こることがあります。
  • 男性の精子は女性の体の中で3日~1週間くらい生きることがあります。そのため、セックスの後で1週間以内に排卵が起きると妊娠する可能性があります。
主な避妊方法

低用量ピル

【使用方法・注意点など】

女性が毎日決まった時間に薬を飲む方法です。医師(産婦人科医など)に相談して、処方してもらう必要があります。

費用:健康保険が適用されないため、毎月約3,000円程度

【長所】

  • 忘れず指示どおり飲めば、約99%の避妊効果があります。
  • 卵巣がんや子宮体がんの予防、生理痛を軽くするなどの効果もあります。

【短所】

  • 24時間以上飲み忘れると、効果が消失します。
  • 性感染症を防ぐ効果はありません。
  • 副作用として人によっては、はきけや頭痛などが起こることがあります。

コンドーム(男性用)

【使用方法・注意点など】

男性のペニスにゴム製のキャップをはめる方法です。薬局、ドラッグストア、スーパー、コンビニで販売しています。

費用:1箱12個入りで1,000~5,000円程度

【長所】

  • 手に入りやすい。
  • 正しく使用すれば、一部の性感染症を予防できます。

【短所】

  • つけたり外したりするタイミングが遅いと避妊効果が消失します。
  • ペニスを最初に挿入する前に装着すること。脱落しないように手を添えて、すぐにはずすこと。
  • 破れたり、使用期限切れのものは、効果がありません。
  • 使用中にもれることもあり、避妊効果は100%ではありません。

IUD(子宮内避妊用具)

【使用方法・注意点など】

  • 女性の子宮内に小さな器具を入れて使用します。
  • 産婦人科を受診し、器具を医師に入れてもらいます。

費用:30,000~50,000円程度

(3〜5年は効果がありますが、定期的な検診が必要です)

【長所】

  • 避妊効果は、正しくピルを使用した場合の次に高いです。

【短所】

  • 出産経験がないと使用しにくい場合があります。
  • 器具を挿入する際に高額の費用がかかります。
  • 感染症や出血量が増えることがあり、その際は医師に相談する必要があります。

緊急避妊法

産婦人科で診察を受け、医師に緊急避妊薬を処方してもらいます。性交後72時間以内に服用します。

費用:医療機関によって異なります。

【長所】

  • レイプやコンドームの破損など、避妊ができなかった場合の最終的な方法です。ただし、100%避妊できるわけではありません。

【短所】

  • はきけ、頭痛、乳房痛がおこることがあります。
  • あくまでの緊急の方法あり、通常の避妊方法には適していません。
  • 緊急避妊などについて詳しくはこちら

膣外射精(射精直前にペニスを膣外に出す)は、射精前に出るカウパー腺液(がまん汁)にも精子が含まれているため、避妊効果はありません。

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